|
TEZZO STYLEのショールーム内では、レーシングギア、アパレル、洋書等も展示販売されている。
女性スタッフ中心の明るいショールームなので、次の週末にでも遊びに行ってみるといいだろう。
きっと、気になるパーツが見つかるはずだ。
|
|
マフラーはサイレント/スポーツ/パワー/トルクなど車種別にラインナップ。アルファのサウンドや性能をスポイルしないクオリティーを実現。
その他にワンオフマフラーの製作も引き受けている。
|
|
フェラーリの特性を知り尽くした太田さんならではの味つけによって、乗り心地と操縦安定性の究極バランスを実現したコンプリートカー、TEZZO 360のディテールは、ショールームに併設された展示スペースで確認できる。
|
|
太田さんが主宰するKEEP ON RACINGでは、次の世代を担う子供たちにレース活動や講演を通じて“チャレンジすることの大切さ”を伝えている。
KEEP ON RACINGでは随時参加者を募集しているので、オフィシャル・ホームページに今すぐアクセス。
|
|
なるほど、そういうことだったのかと納得してしまった方が多いと思うが、ル・マン24時間レースにフェラーリで出場した実績等を誇る太田さんはプロフェッショナルならではの観点でパーツを開発し、車両を的確にセットアップしてくれる。
「フェラーリはガレージ内に飾るのではなく走ってこそ本領を発揮するので、アルファロメオだけでなく、スーパースポーツカーも積極的にサーキットに誘導することが今後のテーマだと考えています。TEZZOでは僕が自分の理想を表現したかったので、現在プロデュースしているTEZZO 360(コンプリートカー)では、実践テストによる路面を選ばない常に安定した空力およびメカニカル・グリップによってフェラーリ 360 モデナの気難しい特性を改善しています。アルファロメオでは、スポーティかつプレミアムな仕上げにして、駆る歓びと所有する歓びを高い次元で両立させています。フェラーリもアルファロメオも快適であることを大前提にしているので、サーキットまでの移動も楽しめます」。
実車を見れば一目瞭然だが、日本一のフェラーリ遣いの異名を取り、アルファロメオ・チャレンジにおいても幾多のレースで優勝の美酒に酔いしれてきた太田さんのセットアップ能力およびTEZZOの各種オリジナルパーツたちは、痛快な乗り味を有するイタリア車をさらに魅力的な存在へと昇華させる。
「自分が納得できるモノを造って販売する。それがTEZZOのポリシーです。アルファ・ブレラのマフラーは性能だけでなく見た目の美しさも追求しましたが、そういう細かなこだわりも大切にしていきたいと思っています。そして、フェラーリのモディファイに関しては“お金をかければそれでいい”という風潮が強まっているので、本当に効果のあるパーツだけを装着し、効率性を追求するほうがベターであることを提案していきたいです。そのクルマが持っているイイところは活かして、ネガティブな部分だけを改善する。造り手の哲学を尊重しつつ、さらにクルマの魅力を引き立てるのがTEZZOの使命だと考えています」。
そのように考える太田さんにとってエキゾチックなスポーツカーとはどういうものなのかという質問に対し、
「例えばフェラーリは、創始者であるエンツォ・フェラーリの考え方や価値観がクルマに込められています。乗っているとフェラーリのほうから“こういう乗り方、生き方をしてみたら?”と問いかけてくるような気がします。造り手とユーザーとの間に深い関係が生まれ、独特の世界観が構築されていきます。それこそがエキゾチックなスポーツカーだと思います。TEZZOでは、そのようなクルマを提案していきたいです」
と回答してくれた。
太田さん、TEZZO、そして、TEZZO RACERS CLUBを核として、日本にも本物の自動車趣味人が誕生していくことになるだろう。
|